iDeCoでロボアドバイザーを使う方法 <使える?使えない?>

 

 

加入者が全国で81万人を超えた個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)。

iDeCoとは、毎月決まった金額を60歳まで積み立てる「自分でつくる年金制度」のこと。節税のメリットと引き換えに60歳をすぎるまで引き出すことはできない制度です。

 

iDeCoでは預貯金の積み立ての他に、投資信託を購入して資産運用を行うことができます。

投資をすでにしている人、検討している人であれば、iDeCoで資産運用ができると聞いてロボアドバイザーに任せることはできないか?

と考える人もいるのではないでしょうか。今回はこの疑問にお答えさせていただきます。

 

<関連記事>

 

THEO

 

iDeCoでロボアドバイザーは使えるのか?

 

ロボアドバイザーは、IT技術を使った金融サービス(フィンテック)の一つで、

ロボットが人に代わって資産運用を行ってくれるサービス。

アメリカではiDeCoのような公的年金制度をロボットに任せるサービスが登場していますが、残念ながら日本はまだそこまでの段階にはありません。

 

というのも、iDeCoに対応している「投資一任型」と呼ばれるほったらかしで資産運用ができるロボアドバイザーが存在しないためです。

iDeCoで運用できる投資商品は「投資信託」に限られており、個別株やETFの買い付けをすることはできません。

一方で日本の投資一任型ロボットアドバイザーの草分け的存在であるWealthNaviの投資対象を見てみると、iDeCoの投資対象ではないETFが基本となっています。

 

ポイント!
iDecoで投資できる対象は全ての金融商品ではありません。

基本的にiDecoで運用できるのは

「預金」

「保険」

「投資信託」

になります。その為個別の「株式銘柄」や上場投資信託である「ETF」などは範囲外になっています。

 

アドバイス型ロボットアドバイザーであれば活用できる?

 

しかし、いくつかのロボアドバイザーであればiDeCoで活用することが可能です。

スポンサー

ロボアドバイザーは大きく分けて2種類あり、一つは前述した、買い付けから運用、リバランスまで全自動で行ってくれる「投資一任型」

もう一つはポートフォリオの提案や商品選びのサポートまでをしてくれ、そのあとの買い付けからは自分で行う「アドバイス型」のロボアドバイザーです。

 

iDeCo対応のロボットアドバイザー

 

iDeCoで資産運用できる投資商品が限られているため、すべてのアドバイス型ロボットアドバイザーをiDeCoで使うことは難しいですが、iDeCoに対応しているものもいくつか存在します。

2018年5月現在、iDeCoの投資商品に対応しているロボットアドバイザーは以下の4つです。

 

・SBI証券「SBI-iDeCoロボ」

・三菱UFJ国際投信「PORTSTAR」

マネックス証券「iDeCoポートフォリオ診断」

・お金のデザイン「MYDC(マイディーシー)」

 

上記のロボットアドバイザーはどれも最初の「年齢」「経験」「リスク許容度」などの質問に答えると、最適な投資信託を提案してくれるかたちになっています。

提案される投資信託はその会社で提供されている商品です。

 

「SBI-iDeCoロボ」「PORTSTAR」「iDeCoポートフォリオ診断」の3つは登録なしで使用できますが、MYDCはMYDCでiDeCoに加入する必要があります。

ただ、MYDCでiDeCoの加入手続きをすると、手書きの書類作成をする手間を省くことができます。

 

ちなみに「MYDC」の会社はほったらかし型ロボアドバイザーTHEOを運営する「お金のデザイン社」です。

その為ロボアドバイザーTHEOで投資される投資対象とほぼ同じものに投資をすることができます。

ただロボアドバイザーTHEOのように全てを勝手にやってくれるロボアドバイザーではなく、最初の資産配分をTHEOのシステムでアドバイスしてくれる、というものです。

 

また、「SBI-iDeCoロボ」を提供しているSBI証券でiDeCoに加入すれば、通常口座の開設時にかかる手数料や維持費が無料になるメリットがあります。

マネックス証券の「iDeCoポートフォリオ診断」は将来の資産シミュレーションを見ることができます。

 

それぞれの会社で提供しているサービスに違いがありますので、アドバイス型ロボアドバイザーをiDeCoで活用する場合は事前にチェックしておくといいでしょう。

 

まとめ

 

iDeCoで運用できる投資商品が「投資信託」「預金」「保険」に限られているなどの理由から、現在の「投資一任型」ロボットサービスをiDeCoで使うことはできません。

商品選びのサポートをアドバイス型のロボットアドバイザーでしてもらい、そのあとの運用は自分で行う活用方法であればiDeCoでロボアドを使うことができます。

iDeCoに対応しているロボットアドバイザーは限られていますが、その中でも手続きを簡略化してくれるサービスであったり、手数料が無料になるサービスであったり、会社によって特徴があるため、事前に確認してから使用することがおすすめです。

 

 

こちらもどうぞ

 

THEO