NISAとは <資産運用初心者にもわかりやすい解説>

NISAとは

 

NISAとは2014年にスタートした少額投資非課税制度です。

通常、投資で得た利益にかかる課税率は復興特別所得税を含めると20.315%になりますが、NISA口座で購入・運用した場合、これがかかりません。

投資できる金額は年間120万円(2015年以前は100万円)、最高600万円まで。非課税期間は5年間で、この間に発生した譲渡益、分配金、配当金が非課税の対象となります。

保有できる口座は1人1口座です。

NISAの口座開設は2023年までですが、2023年に口座を開設して購入した投資商品は2027年まで保有が可能です。また、非課税期間が終了した時点で新たなNISA口座へ乗り換えることもできます。これをロールオーバーと呼びます。

 

NISAの注意点

 

NISA口座で資産運用するにあたり以下の点に注意が必要です。

 

・保有資産の移し替えはできない

特定口座などで保有している資産をNISA口座に移すことはできず、NISA口座で新規購入する必要があります。

 

・損益通算ができない

特定口座同士であれば、例えば一つの口座で40万円の利益が出てもう一つで30万円の損失が出た場合、課税対象となるのは差額の10万円ですが、NISA口座ではこれができません。NISA口座で30万円の損失が出ていたとしても、特定口座の40万円が課税対象となります。

 

・余った枠を翌年分に持ち越すことはできない

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100万円投資をして20万円分の枠が余ったとしても、その分を翌年に持ち越すことはできません。

 

・使った枠の再利用はできない

いったん限度額の120万円を使い切ったら、その一部を解約する等して枠を再利用することはできません。

 

・追加投資をすることはできない

120万円の投資をして、その後商品が値下がりしたとしても、再び120万円まで追加投資することはできません。

 

・課税口座に移し替えた時点で評価額が見直される

100万円で投資した商品が60万円まで目減りしたとします。そのまま特定口座などへ移し替えることはできますが、購入価格が60万円だと見なされるため、この商品が再び100万円まで回復した時に差額の40万円は利益とみなされて課税対象になります。

 

特に少額の非課税制度「つみたてNISA」

 

つみたてNISAは2018年1月にスタートしました。

特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。投資金額は年間40万円まで、期間は20年、最高800万円までが非課税の対象となります。

購入できる商品は公募投資信託とETFのみと限りがあり、保有できる口座数は1人1口座です。一般NISAとの併用はできず、どちらか選択して保有するかたちとなります。NISAと違い、ロールオーバーをすることはできません。