ソーシャルレンディングの利回りが高い理由

 

ソーシャルレンディングは一般的に他の投資利回りよりも高く設定されています。その理由を知る事でソーシャルレンディングで資産運用をしていくのかどうかを考えるきっかけになります。

 

利回りとは

利回りとは、「投資金に対してどれくらいの年間利益が上がったのか」を表す数値です。例えば、10,000円を投資し1年間で10,500円得られたのなら、利回りは5%ということになります。(利益500円÷10,000円=0.05×100=5%)

 

ソーシャルレンディングの利回りは最大約15%

ソーシャルレンディングの利回りは、5%~15%と言われています。国内不動産投資は2%~10%、投資信託は4%~6%、日本国債は利回りの大きな30年もので0.74%程度ですから、ソーシャルレンディングの利回りは他の投資と比べてもかなり高い水準にあると言えます。

ソーシャルレンディングで利回りのばらつきがあるのは「担保あり」や「海外融資」などのリスクが異なる為です。

 

ソーシャルレンディングの利回りが高い理由

ソーシャルレンディングでは、まずソーシャルレンディング事業者が投資家から資金を集め、その資金を企業に貸します。

ソーシャルレンディングの利回りが高いのは、ソーシャルレンディング事業者が企業に資金を貸すときの金利が非常に高いからです。高金利で企業にお金を貸すので、投資家にもたくさんのお金を返すことができるのです。

例えば、10%の金利で企業にお金を貸した場合、そこからソーシャルレンディング事業者が3%受け取れば、差し引いた7%もの利息が投資家に返ってきます。

「そんなに金利が高いなら、ソーシャルレンディングを利用する企業はいなくなるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、銀行などからお金を借りる場合は審査が厳しく、借りたくても借りることができない場合も多くあります。そのため、たとえ金利が高くてもソーシャルレンディングを利用する企業はたくさんあるのです。

 

ソーシャルレンディングは利回りが高いから危険?

「銀行の審査を通過できない企業が利用する」と聞くと、「財務状況の悪い企業がソーシャルレンディングを利用しているの?」と不安になるかもしれませんが、実際はそうではありません。財務状況に問題がない企業でも、「黒字だが設立して数年しか経ってない」、「前年度は赤字だった」、「融資希望額が少なすぎて手間に見合わない」など、銀行の審査基準が柔軟性に欠けるためにお金を借りられないケースがあります。

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よって、ソーシャルレンディングの利回りが高いのはあくまで事業者が高金利でお金を貸すからであって、必ずしも危険だというわけではありません。

また、ソーシャルレンディング事業者は、短期間で採算が見込めるプロジェクトを掲げている企業に融資することが多いです。例えば、借りた資金で購入した土地を売却するなど、短期間で高収益が得られるプロジェクトを掲げる企業を選び、リスクを極限まで減らしています。

ただし、ソーシャルレンディングはあくまで投資なので、貸し倒れなどのリスクがまったくないわけではありません。リスクを正しく理解することが大切です。

 

利回りに幅がある場合は要注意

ソーシャルレンディングの案件を見ていると、「利回り8%~15%」など、利回りの表記にばらつきがある案件があります。利回りに幅が出ているのは、投資先企業の業績に左右されるからではありません。

利回りに幅が出るのは、投資家から集めた資金を、それぞれ利回りが異なる複数の企業に融資しているからです。例えば、「集めた2,000万円を利回り5%のA社に1,700万円、利回り10%のB社に300万円融資する」という案件を、「利回り5%~10%」と表記しているのです。

このような案件の中には、「投資先企業のうち、利回りが低い企業に資金のほとんどを融資し、利回りが高いほうには少ない資金しか融資しない」という案件もあります。上記の例もそうです。ソーシャルレンディング事業者がそのように利回りの低い企業ばかりに多く融資すれば、当然投資家が得られるリターンは少なくなります。

利回りについて考えるときは、高い方の数字だけに注目して見積もりを誤らないように、どの企業にどれくらいの資金を貸す案件なのか、しっかりと確認しておく必要があります。

ソーシャルレンディングのリスクについては以下で詳しく解説しておりますのでご参考にしていただければと思います。

 

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