一番分かりやすい「ロボアドバイザー(ロボアド)とは」

 

FinTech(金融×インターネット)を活用したサービスに「ロボアドバイザー」というものがあります。

当サイトではロボアドバイザーについて解説している記事が多くありますが、まずは基本をしっかりと頭に入れておく事が大切です。

 

「ロボアドバイザーとは何か」「どのような仕組みになっているのか」

をここでは投資初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。

 

ロボアドバイザー(ロボアド)ってなんだ?

 

 

ロボアドバイザー(ロボアド)とはその名の通り

『ロボ=ロボット』『アドバイザー=助言者』

という意味で、

ロボットが資産運用アドバイスを行ってくれるサービス

の事を言います。

 

証券会社などが独自に開発した技術を用いて、資産運用や投資を考えているユーザーに最適な投資対象や資産配分を助言する(アドバイスする)仕組みになっています。

 

 

ユーザーは、パソコンやスマートホンを通じて誰でも簡単にこれらのサービスを利用することができます。

 

「年齢は?」「性別は?」「資産運用期間は?」など、簡単な質問にいくつか答えるだけでロボアドは投資のアドバイスを考えてくれるのです。

 

他にも質問は

「投資をするなら長期?短期?」

「バーゲンで買うなら中身の分かる福袋?中身の分からない福袋?」

というような簡単な質問に対し選択肢形式で回答していくロボアドバイザーサービスがほとんどです。

 

上記のような質問なので今まで投資を行ったことが無い方でも容易に始められるというメリットがあります。(メリットについて詳しくは後述します)

 

ロボットって?

 

ロボット、、、と聞くとこーんな機械を思い浮かべてしまいますよね。

 

▼ロボットのイメージ?

 

もちろんロボアドバイザーの「ロボット」はこのような「機械」ではありません。

AI(人工知能)・統計・投資会社の情報などを駆使して様々なアドバイスを出してくれる「自動システム」がロボットだと考えてください。

 

つまり高性能のコンピューターが「今までの統計」「投資のプロが考える事」から計算し「将来こうなる確率が高い」ということで

「あなたの年齢・考え方であれば50%はアメリカの株式、30%は日本の株式、20%は現金で持っておくべきでしょう」

といったようなアドバイスを出してくれるサービスなのです。

 

ロボットの意味、そしてロボアドバイザーサービスの意味が何となくでもお分かりいただけたでしょうか?

 

ロボアドバイザーWealth Naviで無料診断を受けてみる

 

ロボアドバイザーのメリット

 

さて、そんなロボアドバイザーですがどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

 

メリット1 低コスト

 

ロボアドバイザーは最新のAI(人工知能)技術などを利用して最適な資産運用を算出する為、従来の資産運用アドバイスのように人件費がかかりません。

つまり低コストで行う事ができるのです。

 

ロボアドバイザーは今まで証券会社が顧客に対して行ってきたアドバイスサービスと似ています。

顧客の年齢や考え方などをくみ取り、最適な資産配分や投資先を考える投資アドバイスサービスです。

 

従来のアドバイスサービスでは人が行っていた為、そこには人件費がかかっていました。そしてその人件費は顧客が支払う手数料、時にはアドバイス料を支払う事で成り立ってきました。

 

しかしロボアドバイザーではそのような人件費はありません

もちろんロボが正確なアドバイスができるような開発費はかかりますが確実にトータルコストは安くなっています。

 

段々とスーパーのレジが人ではなくセルフレジ(ロボット)に代わっているのを見ればすんなりと理解できますよね。

 

具体例として挙げておくと

人が顧客の資産運用を全て行う「ファンドラップ」というサービス

おおよそ手数料3%かかるのに対し

ロボットが顧客の資産運用を全て行う「ロボアドバイザー」では

おおよそ手数料1%ですみます。

 

これを見ても同じようなサービスであればロボットで行う方が格安である、という事がわかります。

 

※後述しますがロボアドバイザーには「すべてをまかせるほったらかし型」と「アドバイスだけもらえるアドバイス型」があります。もちろん「ほったらかし型」の方が手数料は高くなります。

 

メリット2 場所は不問

 

さらに人が行うアドバイスサービスとは異なり時と場所を選ばないというメリットがあります。

 

ロボアドバイザーはパソコン・スマホがあればすぐに登録をしてスタートできます。

証券会社の提供するロボアドバイザーでもネット証券を利用すればいつでもスタートできますし、お金を入金する銀行もネット銀行を利用すれば家で全てが済んでしまいます。

 

また、ネット銀行と連携する事でお得に資産運用ができてしまうサービスまで登場しているのです。

 

これもロボアドバイザーのメリットの一つと言えるでしょう。

 

 

ここまでメリットを挙げてきましたが、もちろん実際のところ人が行う資産運用とどちらが結果が良いものになるのかは不透明ではあります。

 

ただ、自身でポートフォリオを組み、最も最適な資産運用計画を立てるのは日々忙しく過ごす現代人にとってはとても大変な事です。

 

その為ロボアドバイザーサービスを利用するのに適している人という場合があるのも事実です。

また、自身で行う資産形成が誤っていた場合のリスクヘッジとしてロボットアドバイザーを利用するというのも一つの手なので選択肢の一つとして考えるのが上手なロボアドバイザーの利用方法だと言えるでしょう。

 

ロボアド「Wealth Navi」で無料診断を受けてみる

 

ロボアドバイザーには2つのタイプがある!

 

先ほども少し触れましたがロボアドバイザーには、2つの種類があります。

ここではそれらの違いや主なサービスについて解説をしていきます。

この「タイプ」を知っている事で自分にピッタリのサービスを選択する事が出来ますのでしっかりと頭に入れておきましょう!!

 

1 投資一任型ロボアド(ほったらかし型)

 

まずは1つ目。ほったらかし型です。

 

いくつかの質問に答えて、お金を入金。これ以外は基本的にやる事はありません。(!)

 

素晴らしいサービスであると言えるでしょう。これこそ近未来のサービスです。

 

このサービスに向いているのは

  • 投資初心者
  • 資産管理が忙しくてできない
  • 何も考えたくない
  • ロボットに不安がそこまでない

という方です。

 

ただし

・後に紹介する「アドバイス型」に比べて手数料が高くなる

・投資戦略を自分で組み立てる自由度が低くなる

というデメリットがあります。

 

ほったらかしで資産運用をしてもらうのですから得をしても損をしても恨みっこなし、手数料が少し高くても文句を言わない、でいきましょう笑

もちろんそれなりにほったらかし型では「資産が増えていく」という可能性をデータで証明してくれているのでそこまで心配する必要は無いと思います。

 

ほったらかし型は一般的に「投資一任型(とうしいちにんがた)」と呼ばれます。

 

投資一任型ロボアドバイザーの流れは少し詳しく言うと、

 

ユーザーがいくつかの質問に答える(運用額も決める)

ポートフォリオ(金融資産の組み合わせ案)が提示され、それにユーザーが納得

資産の運用が自動的に行なわれる

 

というものです。

 

少し難しいのでここまで覚える必要はありませんが、投資一任型ロボアドバイザーではユーザーは提供会社との間で「投資一任契約」という契約を締結する必要があります。

 

厳密には

投資一任契約がされるロボアドバイザーは「投資一任型ロボアドバイザー」

投資一任契約がされないロボアドバイザーは「アドバイス型ロボアドバイザー」

と呼ばれて区別されますので頭の隅に置いておきましょう。

 

投資一任契約とは

投資一任契約とは簡単に言えば

「投資会社が投資家に代わり、株式や債券などの投資運用業務を行うために結ぶ契約」

です。

投資一任型ロボアドバイザーにおいては、言わば

「ロボット(提供会社)に任せる事を承諾します」

という契約だと考えてOKです。

 

▼投資一任契約概略図

スポンサー

詳しくはこちらから

 

主な投資一任型ロボアドバイザーサービス

 

Wealth Navi(ウェルスナビ)>

2015年にサービスを開始した日本の投資一任型ロボアドバイザーの草分け的存在。

ノーベル賞受賞者が提唱する金融理論に基づき資産配分の提案を行うことが特徴です。

税負担を自動的に軽減する「DeTAX」という独自機能などがあります。

 

Wealth Naviの徹底解説はこちら!

 

Wealth Naviで無料診断を受けてみる

 

楽ラップ

楽天証券が提供している投資一任型ロボアドバイザー。

「ETFの方がインデックスファンドよりコストが低いという概念を覆す」

をテーマにインデックスファンドを投資先にして低コストを実現しています。

株式市場の価格変動リスクが高まった時に債券の割合を増やす「下落ショック軽減機能」が特徴です。

 

楽ラップの徹底解説はこちら!

 

楽ラップで無料診断を受けてみる

 

THEO

株式会社お金のデザインが展開する投資一任型ロボアド。

1万円という低価格から投資ができ、毎月自動でリバランスをしてくれます。(上記で紹介しているWealthNaviと楽ラップは最低投資金額10万円です)

 

THEOの徹底解説はこちら!

 

THEOで無料診断を受けてみる

 

投資一任型ロボアドバイザーについてさらに詳しく知りたい方はこちら投資一任型ロボットアドバイザーとは <ロボアドの基礎>をご参照ください。

 

2 アドバイス型ロボアド

 

アドバイス型ロボアドバイザーはその名の通り「投資アドバイス」を提供してくれるロボアドバイザーサービスです。

 

このアドバイス型は、「ほったらかし型」同様にいくつかの質問に答えるとポートフォリオや金融商品が提示されます。

しかし、その後の購入や運用は基本的に自分で行います

 

ほったらかし型とは違い、自分で売買を行うので投資対象(投資信託・ETF)の購入にかかるコストなどは発生します。

 

また、投資信託・ETFの購入には、購入手数料がかかるものがあります。必要な手数料はサービス提供会社により異なりますので、きちんと確認することが大切です。

 

主なアドバイス型ロボアドバイザー

 

fund eye

SMBC日興証券が提供しているロボアドで、国内のほぼ全ての投資信託を対象に提案してくれます。

現在保有している投資信託を入力すると、理想のポートフォリオとどのくらい一致しているかチェックできるサービスや、はじめての投資信託にオススメの一本を提案してくれる機能があります。

 

FUND ME

カブドットコム証券提供のロボアドで、スマートフォン用のアプリをダウンロードして利用します。

モーニングスター社のデータを採用しており、現在保有中の投資信託のリスクチェックができるサービス等があります。

 

資産の窓口

財産ネットが提供しているサービスです。

自分の資産状況が投資した場合としていない場合で比較できたり、現在の支出状況と世の中の平均値と比べてみることができたりします。

東証上場のETFと国内で販売されている投資信託を対象に最適な投資商品の提案をしてくれます。

 

アドバイス型ロボアドバイザーについて詳しくはこちらアドバイス型ロボアドバイザーとは <ロボアドの基礎>をご参照ください。

 

またロボアドバイザー比較一覧はこちらで解説しております。

投資一任型とアドバイス型に分けて紹介しています。

 

どのような人がロボアドバイザーに向いている?

 

ロボットアドバイザーはロボットが資産運用のお手伝いをしてくれるもの。

ロボットとはAIや統計を利用して全自動で一人一人に最適なアドバイスをくれるもの。

そして

「ほったらかし型」

「アドバイス型」

という2種類のロボアドバイザーがある。

という事が分かりました。

 

そんなロボアドバイザーですが、どのような人がロボアドバイザー利用に向いているのでしょうか?

最後に3つのタイプの「ロボアドバイザー向きの人」を紹介してこのページは終わりにしたいと思います。

 

向いている1 忙しくてポートフォリオを組み立てるのが難しい人

 

ロボアドバイザーは今まで解説してきたように自動であなたに合ったポートフォリオを組んでくれます。

ポートフォリオとは資産がどのような割合でどのようなものに投資されているかを示す表のようなものです。

 

通常、資産運用を行う場合はこれを自身で組み立てるのです。

 

国内の株式に何%自分の資産が割り当てられているのか、先進国の株式や債券はどのくらいかなどを自分で可視化する事で投資戦略を立てていきます。

 

仮に日本の株式や債券、現金などに多くの資産が割り当てられているとすれば日本経済が危機に陥った時に資産が目減りしてしまうので海外の株式や債券などに分散させる事でリスクヘッジを行います。

 

しかしそのポートフォリオは自身がどのような年月でどのくらい資産が必要かによって異なるので一から全て自分で考えなければなりません。

さらに一つの資産(例えば日本株式)が値上がりすれば偏りが出てしまいバランスが悪くなります。そうなれば値上がりした資産を売って、他の資産を買い増すなどの売買が必要になります。

 

これらのポートフォリオ作成や資産の再配分をロボアドバイザーは自動的に行ってくれる・又はアドバイスをくれるので忙しくてポートフォリオを組み立てるのが難しい人におすすめなのです。

 

向いている2 長期資産運用をしたい人

 

ロボアドバイザーは長期資産運用に向いています。

ロボアドバイザーではほとんどが長期運用の為に作成されており、長い場合では「30年以上でどのくらいの資産を築きたいか」などのユーザーの意見が参考になってポートフォリオが組み立てられます。

 

さらに手数料がロボアドバイザーを利用すると必ずかかってしまうので長期で資産を増やしてから解約をしないと手数料の分だけ割高になってしまいます。

 

最低でも数年からの資産運用を見ておかなければロボアドバイザーを利用するメリットが薄くなってしまうので「短期で増やしたい!」という方はロボアドバイザーがあまり向いていないという事を知っておくといいでしょう。

 

向いている3 分散投資をしたい人

 

一般的に投資を始めたばかりの人は国内の資産(株式・債券・現金)にポートフォリオは偏ってしまいがちです。

なぜなら日本の投資商品の方が海外のものよりも情報が多い事、取り揃えも多い事、為替手数料などもかからないので安い事があるからです。

 

しかしロボアドバイザーでは

先進国株式・先進国債権・発展途上国市場など

へ簡単に投資をする事ができます。

 

ロボアドバイザーが自動的にそれらの国際投資戦略を組み立ててくれるので知識があまり無い方でも国際分散投資を簡単に行う事ができます

 

ロボアドバイザーでは投資信託・ETFなどで国際投資を行うので一つの銘柄の上下ではなく地域ごとの経済動向によって運用する事ができます。

その為個別銘柄の上下というリスクを抑えながら国際分散投資を行う事ができるのです。

 

自身がロボアドバイザーに向いているか否かについて更に詳しく知りたい方はこちらロボアドバイザー投資に向いている人・向いてない人の5つの特徴もご参照いただければと思います。

 

まとめ

 

以上、ロボアドバイザーの概要とロボアドバイザーを利用するのに向いている方の解説をしました。

すこしでもロボアドバイザーの事、そしてどのようにロボアドバイザーは利用するものなのかを理解していただければ幸いです。

 

お次はロボアドバイザーの持つリスクを見ていきましょう。