信託受益権とは <ソーシャルレンディング投資を上手に行う為の用語解説>

ソーシャルレンディングの融資内容を確認していると「信託受益権」という言葉が出てきます。専門用語をその都度理解していく事でリスクの少ない資産運用をする事ができるので学んでいきましょう。信託受益権について初心者の方にもわかりやすく解説をしていきます。

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信託受益権とは

信託受益権とは信託された資産から生じる利益を受け取る権利の事を言います。例えば分かりやすい例で不動産の賃貸収入があります。不動産の賃貸収入は毎月発生するもので「不動産」という資産が産む利益です。この不動産を信託銀行などに信託(管理・運用してもらう)するとそこから賃貸収入が生まれる場合があります。

この時信託した不動産という資産が産んでいる賃貸収入、つまり不動産資産から生じる利益を受けとる権利=信託受益権となります。

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不動産などの資産自体は売買せずに信託受益権(賃貸不動産であれば毎月の賃貸収入)を売買するという取引が市場で行われているのです。信託受益権は基本的に不動産ビジネスなどでよく目にします。ソーシャルレンディングで出てくるのは信託受益権にソーシャルレンディング事業者(例えばmaneoなど)から融資を受ける事業者(借り手)が担保設定を行う場合です。

ソーシャルレンディング事業者から貸金業者(例えばA社)が融資を受け、その資金を他の新規事業を行う事業者(例えばB社)に融資する場合にA社がB社の信託受益権に担保設定を行います。

そうする事でB社の返済が滞った際にA社はB社の信託受益権から返済を受ける事ができ、無事にソーシャルレンディング事業者まで返済をし投資家も分配を受けられるという事になります。

ちなみに信託受益権などの不動産ではない動産に担保設定する事を「質権」とも言い、質権もソーシャルレンディングでは担保として利用される権利なので合わせて覚えておくと良いでしょう。