マスターリース契約とサブリース契約とは <ソーシャルレンディング投資を上手に行う為の用語解説>

 

ソーシャルレンディングで投資を行う際にファンドの内容を見ていると「マスターリース契約」という言葉が出てきます。ソーシャルレンディングでの投資は仕組みを理解しておくことでリスクを減らす事ができるので頻出用語は確実に抑えておきましょう。また合わせて「サブリース契約」という用語の意味も知っておきましょう。

マスターリース契約とは

デパートなどの商業用施設を賃借する(借りる)際にその建物を丸ごと貸し借りしてしまう事を「マスターリース契約」と言います。

例えばある建物をA社が保有しており、A社はその建物を貸したいと考えています。そこで賃貸借に特化したB社に声をかけてB社が賃借人を探してほしいと頼みます。この時にその建物を丸ごと一括してB社が借りる契約を結びます。この一括して建物を賃貸借する(貸し借りする)契約が「マスターリース契約」です。

B社はマスターリース契約を結び建物を一括して借りている状態になり、さらに建物を貸す人を見つけ出し賃借する事で利益を出します。

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サブリース契約とは

マスターリース契約で借りた建物を今度は別の人に貸す契約をサブリース契約と言います。先の例で言えばA社からマスターリース契約を結び建物を一括して借りたB社がデパートを開きたいC社を見つけ出しB社とC社で賃貸契約(転借。また貸しのような状態)を結びます。このB社とC社の賃貸契約を「サブリース契約」と呼びます。

A社はB社へのマスターリース契約で賃貸収入を得、B社はC社へのサブリース契約で賃貸収入を得、C社はデパート事業で事業収入を得るという構図になります。

マスターリース契約不動産を信託受益権化

ソーシャルレンディングのファンド計画によってはこのB社がファンドから融資を受ける際にB社がA社からマスターリース契約で借りている不動産を「信託受益権化」している場合があります。信託受益権とはその資産から発生する利益を受け取る権利の事を指しています。

つまり今回の例で言えばB社がC社とサブリース契約で得ている賃貸収入の事です。この場合B社は信託受益権を担保にしてファンドからお金を融資してもらおうとしている事が分かります。

このようなスキームを理解する事でソーシャルレンディングの仕組みが深く理解できるようになります。