インデックスファンドとは? <投資初心者にもかりやすく解説>

 

投資初心者にも分かりやすく「インデックスファンド」について解説をしていきます。

 

インデックスファンドって何?

インデックスファンド(index fund)とは証券投資信託のひとつで、ファンドの価格(基準価格と言います)が平均株価指数に連動して値動きするように運用したものを言います。例えば国内株であれば日経平均株価(日経225)、TOPIX(東証株価指数)を指標(インデックス)として利用し、同じ値動きをするように運用する投資信託のことです。

投資信託とは複数の銘柄の投資商品を選び一つのまとまりのパック商品にしたものを言います。株式投資信託であれば複数の株式銘柄を集めて一つのパック商品である投資信託を作ります。

パッシブ投資とも言われるこのインデックスファンドの手法は1971年に米国で開発され、日本でも急速に普及しました。ちなみに米国ではダウ平均株価やナスダック総合指数などに連動して運用しています。

 

インデックスファンドの仕組み

インデックスファンドは投資信託運用会社によって商品化されます。インデックスファンドでは株価指数と呼ばれる、ある市場平均株価の動きに採用されている銘柄群とまったく同じ銘柄を採用します。例えば日経平均株価は特定の255銘柄の株価と連動しているのですが、日経平均株価と同じ動きになるインデックスファンドでは同じ255銘柄をパック商品にして投資信託運用会社は売っています。

各企業の株式をファンドへ組み入れる比率も株価指数への影響度に比例した割合としているため、平均株価指数とほぼ同じものになってきます。そのようにする事で連動した値動きが期待できます。

 

インデックスファンドの特徴は?

インデックスファンドの投資信託では基準価格は市場平均と連動しています。基準価格とはその投資信託の値段のようなものです。そしてインデックスファンドの基準価格となっている市場平均をベンチマークと言いますが、インデックスファンドではベンチマークが上がればほぼ上がり、下がればほぼ下がるという動きをとります。

このようにベンチマークと同じような動きをするように運用するファンドがインデックスファンドです。東証株式投資信託の場合、10%利益が出ていてもベンチマーク(つまり東証株価)が15%上昇しているとその投資信託は上手に運用できていなかった事が分かります。インデックスファンドではこのような誤差が出る事はあまり無いように作られているのが特徴です。

 

※ベンチマークとは

ベンチマークとは、簡単に言えば投資信託が運用の目標とする指標、または基準のことです。投資信託には、その投資信託が運用の目標とする指標が設定されており、それを『ベンチマーク』と呼びます。

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インデックスファンドのメリット

インデックスファンドは平均株価を目指しているファンド。そのため日経平均株価などの株価指数と似た動きをする、わかりやすい商品と言えるでしょう。投資銘柄は数え切れないほどあり、その中から投資先を選択しなくてはならないわけですから、投資初心者にとっては銘柄の海の中からもっとも適切な浮き輪を探し出すようなモノ。その株が有望かどうかを見分けることは、初心者にはかなり難しいのです。

その点インデックスファンドは信託会社が情報を網羅して選び抜いたファンドなので、深い分析をほとんど必要としません。動きがシンプルでわかりやすいインデックスファンドを選んだ方がリスクも少なく無難と言えます。株のことを勉強し始めた、あるいは初めて投資するという投資初心者はこの動きを見るだけでも株について学ぶことができるわけです。

また、インデックスファンドの多くはさまざまな投資先を日本株式、日本債券、外国株式、外国債券などに商品化しているので、投資家のニーズに合わせた商品を見付けやすいということも利点と言えます。

それに加え、購入時手数料が無料、運用管理費用が安いなど、積み立て投資の条件にも適しているのも魅力のひとつと言えます。

 

インデックスファンドのデメリット

リスクが小さいというメリットは、同時にデメリットでもあります。インデックスファンドの利益率がそれほど高くないのは、市場の平均とほぼ同じだからです。

「市場平均を目指して運用するファンド」ですから、市場平均以上に利益が出ることはほとんどありません。短期間で大きな利益を得ようと考えている方にとっては面白みのないものとも言えるでしょう。

 

まとめ

インデックスファンドは投資信託のひとつで、平均株価に連動する運用を目指すものだということがわかりました。インデックスファンドは長期的に運用することで初めて効率的に利益が得られるものです。その点も理解しておくことが必要です。

株やファンドの仕組みを知り、株価の乱高下の理由を分析したりするなど、株式やファンドを一からキチンと学びたいという投資初心者にはうってつけの商品であると言えるでしょう。

 

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