ローンファンドとは <初心者もわかるソーシャルレンディング用語>

 

ソーシャルレンディングでは「ローンファンド」という言葉が出てきます。maneoやSBIソーシャルレンディングなどのソーシャルレンディングサービスでは投資家は基本的に事業そのものではなく「ローンファンド」に投資することになります。ローンファンドについて初心者の方にもわかりやすく解説をしていきます。

 

ローンファンドとは

ローンファンドとはお金の貸し付けを行う「基金」の事を言います。簡単に言えばお金を集めて融資を行う為の貯金箱のようなものです。

例えばソーシャルレンディングサービスA社が太陽光発電事業者に資金を貸す「太陽光ローンファンド」という貯金箱を設定し、そこに資金を募集します。

太陽光事業に投資したかった投資家はその「太陽光ローンファンド」に資金を投資していきます。貯金箱に多くの太陽光投資を行いたい投資家からのお金を集めればソーシャルレンディングサービスA社はその貯金箱から太陽光発電事業者へ融資を行う事ができます。

※実際にはある事業者からの借入希望があり、その事業者の審査を経てからローンファンドを組成して資金を募集する事になります。

またファンドは単一の事業者ではなく複数の事業者への融資が行われます。

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ソーシャルレンディングでローンファンドが利用される理由

ソーシャルレンディングの投資は投資家が直接事業者へ投資を行うのではなくソーシャルレンディングサービス会社がファンドを立てて資金を募集してそのファンドから各事業者へ融資が行われます。

各事業者からの元本返金や利息の支払いも一度ファンドに返却された後に各投資家へ分配されます。

ソーシャルレンディングでこのようなローンファンドが利用される理由の一つには投資家のリスク回避や分散投資の効果が挙げられます。例えば大きな金額を融資してもらいたい借り手に対し少額出資したい個人投資家が担保などを適切に設定してもらう事は困難です。そこでソーシャルレンディングサービスがファンドを組み、そこに担保を設定してそのファンドに少額を出資すれば借り手の返済遅延などの際にはファンドが取り立てをしたり担保による回収を行い、ファンドから出資金額を分配してもらうというリスク回避をする事ができます。

またファンドは基金を組成して複数の事業者に投資する事になるので投資家は一つのファンドに投資しながら複数の事業者に投資するという分散投資を可能にします。単一の事業者に投資する場合、その事業者の貸し倒れリスクが発生しますがこれを分散させる事でリスク回避になるとされています。

 

ソーシャルレンディングならではのローンファンドリスクも

ただしソーシャルレンディングサービスのファンドでは複数事業者に出資しているとしているものの、1つの事業者にほとんどの額を融資し他の事業者はかなり少額の融資であるなどの実質的には単一の事業者に融資している場合も多くあるのでそのあたりもリスクを考える際の参考にするといいかもしれません。