楽天証券「楽ラップ」徹底解説!<特徴・評判・メリット>

 

楽天証券では「楽ラップ」というロボットアドバイザーサービスがあります。

楽ラップの特徴・評判・メリットデメリットなどについて投資初心者の方でも分かりやすく徹底解説をしていきます!

 

 

楽ラップとは

 

楽ラップは楽天証券が提供するAI(人工知能)などが自動で私たちの資産を運用をしてくれる「ロボットアドバイザー」というサービスの一つです。

 

ロボットアドバイザーには2種類あり

  • ほったらかし型ロボットアドバイザー
  • アドバイス型ロボットアドバイザー

があります。

 

ほったらかし型(投資一任型と呼ばれます)ロボットアドバイザーは「投資先の決定」から「日々の資産配分の調整など」まで全てを自動で任す事ができるサービスです。

アドバイス型ロボットアドバイザーは基本的には「あなたへのおすすめ投資先」を提示してくれる投資アドバイスをAIが行ってくれるサービスとなります。

 

楽ラップは前者の「ほったらかし型ロボットアドバイザー」にあたりますので、「資産運用の全てを自動で任す事ができるサービス」です。

つまり最初の登録やお金の入金以外はほったらかしです。

 

 

楽ラップ3つの特徴

 

そんなほったらかしで資産運用をしてくれるとても素敵なサービス「楽ラップ」の特徴を以下の3つに分けて解説していきます。

 

  • 特徴1 楽ラップ独自開発の診断ツールで投資戦略
  • 特徴2 楽ラップ専用投資信託で銘柄選びは不要
  • 特徴3 楽ラップ独自調査分析で運用見直しリスク管理

 

これら

「投資戦略」「銘柄選び」「リスク管理」

といった従来「自分の頭で考えて行わなければならなかった手間」を楽ラップでは自動的に行ってくれます。

 

特徴1 楽ラップ独自開発の診断ツールで投資戦略

 

楽ラップではロボットアドバイザーによる自動「投資戦略」診断ツールを利用する事ができます。

このツールはアジアで事業を展開するFintechベンチャー「Finatext社」と楽天証券が共同で開発しました。

 

「投資戦略」とは自身の保有する資産をどのような割合でどのような投資先に資産運用していくかの戦略を言います。

 

 

例えば10万円の余裕資産がある時に

「国内株式・外国株式・REIT・債券を2万円:1万円:4万円:3万円で分散させるといいでしょう」

という戦略を楽ラップは自動的に立ててくれるのです。

 

しかもその戦略は楽ラップが独自に開発した診断ツールを用いる事であなただけに合ったプランを実現しているのです。

 

楽ラップではそのような戦略を立てる為には難しい金融知識は必要なく、とても簡単な15個前後の質問に答えるだけで診断・運用先決定をしてくれます。

 

▼「楽ラップ」診断画面

(出典:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/)

 

特徴2 楽ラップ専用投資信託で銘柄選びが不要

 

投資戦略を立てたら続いて銘柄を選ぶ必要があります。銘柄とは個別の投資先の事です。つまり「ソフトバンク株」や「apple株」などの種類の事です。

 

しかし国内の株式だけでも銘柄数は3500を超える数が存在します。世界へ投資するのであれば株式・債券・不動産など数は計り知れません。

 

そんな銘柄選びも楽ラップでは不要です。

 

楽ラップではコストを抑えた専用の投資信託に投資するので個別に自身で銘柄を選んでいく必要はありません。

例えば国内株式が投資先として適切な場合はTOPIX(東証株価指数配当込み)に連動したインデックスファンドに投資を行います。(⇒中長期的にTOPIXの値動きに連動する事を目指している投資信託です。インデックスファンドとは?

 

日本の株式市場に連動する投資信託は具体的には「ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社」が運営する「ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン」という名前の投資信託に資金が配分されます。

 

後でも解説をしますがこのステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社は楽ラップへ投資信託を提供してくれる会社で、長い歴史のある信頼された会社です。

 

このように楽ラップ専用の投資信託へ投資する事で個別銘柄を自身で選ぶ必要は無くなるのです。

 

▼楽ラップ投資先ファンド一覧

(出典:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/)

 

特徴3 楽ラップ独自調査分析で運用見直しリスク管理

 

「マーサー・インベストメンツ社」

先述した「ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社」

と言った機関投資家や金融法人を対象にした投資コンサルティングやサポートを行う世界的な企業と楽ラップは協業しています。

それにより信頼のおける運用見直しやリスク管理を可能にしています。

 

マーサー・インベストメンツ社は楽ラップへ資産配分のアドバイスをしており

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社は楽ラップへ先述した低コストなファンド(投資信託)の提供と投資のアドバイス

を行っています。

 

 

通常の投資では経済情勢に合わせて自身で運用先の見直しや、相場下落予測が立った時のリスク管理などを行う必要がありました。

しかし楽ラップではそれらをする必要がありません。

なぜなら上記の2社と協業する事で自動で日々の投資判断・資産配分を行ってくれるからです。

 

利用者は日々の運用結果の確認だけで済むのです。

 

下落ショック軽減機能(TVT機能)

 

上記リスク管理の一環として楽ラップでは「下落ショック軽減機能(TVT機能)」が用意されています。

これは急な株式市場の相場変動が起きてしまった時に自動的に損失を広げないように調整してくれる機能です。

 

株式市場で急な相場下落があった場合には債券への投資割合を増やす事で損失の緩和を行います。

ただし、TVT機能を付けた場合は株式市場が急な相場下落後に急上昇した場合は逆にその分利益を薄めてしまうというデメリットがあります。

 

TVT機能は従来の自身で行う投資では相場にしっかりと張り付いていなければできなかった事を自動で行ってくれるものなので楽ラップの大きなメリットの一つと言えるでしょう。

 

 

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(出典:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/tvt/)

 

以上のような特徴が楽ラップにはあります。

最低10万円から投資をする事ができるので運用資産が比較的少ない方忙しくて投資に割く時間が少ない方などにオススメできる資産運用方法であると言えるでしょう。

 

楽ラップで無料診断を受けてみる

 

楽ラップの運用コース

 

楽ラップでは、株式、債券、その他の3つの資産の配分が異なる運用コースが以下の5種類用意されています。

 

  • 保守型
  • やや保守型
  • やや積極型
  • 積極型
  • かなり積極型

 

保守型であるほどリスクの小さい債券を中心とした資産構成、積極型であるほどリスクの大きい株式を中心とした資産構成になっています。

 

そして、株式の配分が小さい保守型を除いた4つの運用コースでは、「下落ショック軽減機能(TVT機能)」 が付与されたコースも用意されています。

結果として、楽ラップの運用コースは基本が5コース、4コースがTVT機能の有り無しに分かれているので 5コース+4コース で全部で9コースです。

 

それぞれのコースの特徴やどれが自分に合ったコースなのかの見極め方は以下で詳しく解説しておりますのでご参考にしていただければと思います。

 

楽ラップのデメリット

 

楽ラップにももちろんデメリットが存在します。以下では主なデメリットを挙げていきます。

 

手数料がかかる

 

通常の投資では売買手数料や仲介手数料だけがかかりますが楽ラップでは自動で全ての操作を行ってくれる代わりに利用者が手数料を支払う事で運営されています。

利用者が負担する手数料は

「楽ラップサービスの運営・管理費用」

「組み入れる投資信託の投資運用に係る費用」

からなります。

 

「楽ラップサービスの運営・管理費用」はロボアドバイザーや自動運用見直しなどを行ってくれた対価として、「組み入れる投資信託の投資運用に係る費用」は楽ラップで投資するファンドに対して支払われるものになります。

 

ファンドは例えば国内株式ではTOPIX(東証株価指数)に連動を目指して形成されているので通常そのファンドを利用しようとすれば手数料がかかります。

その為楽ラップで利用するファンドにも手数料がかかるという仕組みになっています。

「楽ラップサービスの運営・管理費用」は楽ラップ口座から差し引かれます。これが運用資産の約1%です。

「組み入れる投資信託の投資運用に係る費用」は投資する際に既に手数料が引かれているので利用者の楽ラップ口座から引かれる事はありません。

ですので目に見えてかかる費用は約1%と覚えておきましょう。

 

また「楽ラップサービスの運営・管理費用」は固定報酬型成功報酬併用型の2つから選ぶ事ができます。

固定報酬型はどのような運用結果になっても一律で徴収されるものです。

成功報酬併用型は安い固定報酬+運用成功時に徴収されるものなので運用が失敗した時に手数料を支払いたくない方におすすめです。

 

固定報酬型を選択した場合は最大で0.99%の手数料(「楽ラップサービスの運営・管理費用」+「組み入れる投資信託の投資運用に係る費用」)が発生する事になります。

 

楽ラップの手数料の仕組み・固定報酬型と成功報酬型どちらを選んだ方がいいか詳しい解説は以下をご参照ください。

 

投資感覚を向上させるものではない

 

デメリットの二つ目として挙げられるのが楽ラップで資産運用をする事は自身の投資感覚を向上させるものではない、という事です。

あまり投資経験のない方は国内株式・海外株式・REIT・国内債券・海外債券の違いや相場観が分からないまま資産運用をする事になります。

 

ロボアドバイザーが適格だったとしても自身の大切な資産運用をする場合はしっかりとどのようなものに投資を行っているのか、どのようなリスクがそこに存在するのかを理解した上で投資をするべきだと考えます。

その為楽ラップを利用したとしても勉強をしていく事は今後必要になると考えます。

 

ただし、楽ラップで投資して全く学びが無いとも言えません。

それはロボアドバイザーによる投資がどのようなものなのか、「楽ラップという運用先」はどのように利用する事ができるのかを学ぶ事ができるからです。

つまりロボアドバイザーは一つの投資先・資産運用先として見てもいいと考えます。

デメリットとしてここでは投資感覚の点を挙げましたが逆にロボアドバイザー投資の感覚を養えるのは一つのメリットと言えるでしょう。

 

他のロボットアドバイザーとの違い

 

楽ラップ以外にもロボットアドバイザー(ロボアド)と呼ばれる商品がいくつかあります。

有名なところでは「THEO(テオ)」や「WealthNavi(ウェルスナビ)」と言ったサービスがあります。

楽ラップとそれらの違いで大きなものは楽ラップの投資先は基本的に「投資信託」となるところです。

 

「THEO(テオ)」や「WealthNavi(ウェルスナビ)」では投資先がETFになっていますが楽ラップではインデックス型の投資信託となっているのでそれらの違いをまず知る事が必要です。

ETFは上場しているので常に市場が空いている時間は価格が変動しますが投資信託は上場していないので価格は基本的に一日一回しか決まりません。

そのような違いを知る事で自身に合ったロボアドバイザーを選べるでしょう。

 

<参考>

 

楽ラップを契約する前に知っておく!出金と解約の方法

 

必ずいつか楽ラップからお金を引き出す時が来ます。

その時に「知らなかった!」となり損をしてしまわないように契約前に出金と解約の方法を知っておきましょう!

 

<出金・解約方法早見表(詳しくは以下で解説しています)>

出金 解約
手数料 無料 無料
所要時間 10営業日以内 10営業日以内
方法 ネット ネット

※出金・解約の手数料は無料ですがそ成功報酬型の場合利益に応じて運用手数料が通常通りかかります ※解約後翌月までは楽ラップの再契約ができません

 

 

楽ラップを申し込む

 

楽ラップを申し込む為には

楽天証券口座の開設

を行っておく必要があります。まだ楽天証券口座をお持ちでない方はあらかじめ口座を開設しておきましょう。(口座開設には数週間かかります)

 

楽天証券

 

楽ラップのお申込み

(出典:https://wrap.rakuten-sec.co.jp)

 

楽ラップのお申込みは無料診断からスタートします。この診断に基づいてロボアドバイザーがあなたにピッタリの投資戦略を立ててくれます。

 

 

全ての項目に答え、進んでいくとどのような資産運用配分がされるかが表示されます。

運用額や投資戦略の調整もする事ができるので契約前にしっかりと自分の目的・目標を決めて申し込むようにしましょう。なお、運用開始日(契約締結日の翌営業日)の翌月末最終営業日以降はいつでも解約することができます。

 

以上が楽ラップの特徴・評判・メリットデメリットの解説です。10万円からはじめられるロボアドバイザー投資を体験してFinTechを体感していただければと思います。

(アイキャッチ画像参照:https://wrap.rakuten-sec.co.jp)

 

また、楽天証券にはスマホ専用ですが「ロボのぶくん」というおすすめ投資信託を診断してくれるロボアドバイザーサービスがあります。楽天証券の口座を開設しようと思っている方は合わせてそちらのサービスも知っておくといいかもしれません。

 

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