ソーシャルレンディングの金利と利回りの違いを解説<初心者向け>

 

ソーシャルレンディングを始めれば、必ずと言ってよいほど「金利」と「利回り」という言葉を目にすることになります。

どちらも聞いたことがある言葉かもしれませんが、ソーシャルレンディングに出てくる金利と利回りにはどのような意味があるかご存じですか?

ソーシャルレンディングにおける金利と利回りの意味を勘違いすると、資産運用中に

「あれ?思ったほど利益が出ていない。どうして?」

と悩むことになるかもしれません。

この記事では、ソーシャルレンディングに出てくる「金利と利回りの違い」について分かりやすくご説明いたします。

この記事を読めば、ソーシャルレンディングで実際にどれくらいの利益が出るのか、悩まずしっかりと計算することができるようになります。

 

SBIソーシャルレンディング

 

ソーシャルレンディングの簡単なしくみ

 

まず、金利と利回りのことをご説明する前に、ソーシャルレンディングのしくみについてごく簡単にご説明していきます。

ソーシャルレンディングとは、簡単に言えば「お金を借りたい相手に、インターネット経由でお金を貸すこと」です。

 

 

そのお金の貸し借りを管理しているのが、「maneo」や「SBIソーシャルレンディング」といった事業者です。

それらの事業者は、投資家からお金を集め、お金を借りたい相手を募集して投資家に紹介します。

事業者は、お金を借りたい相手に対して「お金を返すときはこれくらいの利息をつけて返してね」と指定します。

その利息が事業者と投資家の利益になるわけですね。

 

ソーシャルレンディングの「金利」とは

 

では、ソーシャルレンディングにおける金利のことをご説明していきます。

ソーシャルレンディングの金利とは、借り手がお金を返すときにつけるべき利息のことを示しています。

事業者が何らかの基準で「利息を○%つけて返してね」と指定します。このときの利息の割合を「金利」と呼んでいます。

例えば、ソーシャルレンディングで「金利15%」といえば、「借り手は借りたお金に15%の利息を足して返す」という意味になります。

 

 

ソーシャルレンディングの「利回り」とは

 

ソーシャルレンディングの金利とは「貸付の際に使われる利息の割合のこと」だとご説明しました。

では、「利回り」とは何でしょうか?ソーシャルレンディングでは、金利よりも利回りという言葉を目にする機会の方が多いのではないでしょうか。

ソーシャルレンディングの利回りとは、投資家が得られる利益を直接表した数値です。

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先ほどもご説明したとおり、借り手が支払ってくれた金利は、ソーシャルレンディング事業者と投資家の利益に直結します。

そのとき、当然、事業者と投資家の間で利益を分け合うことになります。

よって、投資家が金利をそのまままるごと受け取るということはまずないので、「利回り」という表現が必要になってくるのです。

 

 

金利と利回りの関係は?

 

利回りとは、投資家が直接受け取ることができる利益を表しているのでしたね。

例えば、「金利15%、利回り10%」の案件があったとすると、事業者が受け取る利益は5%であると考えられます。

たいていの場合、事業者よりも投資家の方が利益を多く受け取ります

ただし、どれくらいの金利でお金を貸したのかは、事業者や案件によっては明記していないこともよくあります。

何にせよ、「利回り10%」の案件なら、まずは1万円貸し付ければ1,000円、10万円貸し付ければ1万円の利益が出ると考えてもかまいません。

もちろん、税金などのことを加味すればもう少し複雑な計算が必要ですが、利回りの数値を見ることにより、だいたいどれくらいの利益が出るのか知ることができます。

 

金利と利回りは誰が決めるの?

貸付の際の金利と利回りは、どちらもソーシャルレンディング事業者が決めています

投資家には決定権がなく、事業者から提示された利回りを見て投資する案件を決めることになります。

 

参考:悪質な事業者に注意

 

先ほど、「すべての案件・事業者で必ず金利が公表されているわけではない」と書きました。

実際のところ、貸し付けた際の金利を公表している事業者はそれほど多くありません。

金利を公表していないということは、事業者の取り分が実際はどれくらいなのか分からないということです。

例えば、「利回り5%」の案件があったとしても、「金利7%、利回り5%」の案件と「金利15%、利回り5%」では、投資家の取り分がまったく違うということです。

現在のところは確認されていませんが、今後は「投資家への配分を極端に少なくして、ほとんどの金利を自分たちの利益にする」という悪質な事業者が出てくる可能性はあります。

投資家が金利を直接知る方法はほぼないので、そのような事業者を事前に見分けるのは難しいでしょう。

金利を公表している事業者であれば、まったく金利が分からない事業者よりも安心感があるかもしれませんね。

 

まとめ:金利は貸付の利率、利回りは投資家の利益

 

ソーシャルレンディングによく出てくる「金利」と「利回り」には、それぞれ以下のような意味があります。

  • 金利:事業者が貸付の際に指定する利息の割合
  • 利回り:投資家が得られる利益の割合

最初のうちは、利回りばかりに注目して投資するかどうか判断するかもしれません。

しかし、慣れてきたら、金利がどれくらいなのかにも気をつけてみてください。

万が一のとき、自分の大切な資産を守ることにつながります。

 

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