THEOの投資先をどこよりも分かりやすく解説!<インカム・グロース・インフレヘッジ>

 

ロボットアドバイザー「THEO」では資産運用をほったらかしで行う事ができます。

しかし、実際に自分の資産がどのような投資先へ投じられているのかを知る事は「THEOを利用したい」と思っている方も「すでにTHEOを利用している」という方にとっても非常に大切な事です。

 

ここではTHEOの投資先についてどこよりも分かりやすく解説をしていきます!

 

THEO(テオ)とは

 

そもそもTHEOとはどのようなサービスなのでしょうか。

 

THEOは「ほったらかし」で資産運用をすることができるロボットアドバイザーです。

投資診断⇒登録⇒入金 だけで国際投資ができてしまいます。

 

THEOは

  • ETFを投資対象とした国際分散投資
  • 最低投資金額が1万円
  • ポートフォリオのリバランスも自動
  • 手数料は預け入れ資産の1%

という特徴があります。

後ほど詳しく解説をしていきますが投資先はETFという投資商品が対象になっており、私たちの資産はETFへ投じられます。

ロボットアドバイザーでは10万円や30万円という金額が最低投資金額となっていますがTHEOでは1万円から始める事ができるので少額投資が可能です。

 

また、手数料も資産の1%(年率)と明快な設定になっているので年間で1%以上の利益なら得、1%未満の利益なら損、という事がすぐにわかります。

 

 

THEOの投資先

 

THEO(テオ)では、およそ40種類のETFが投資対象となっています。

 

「ETF」とは簡単に言えば

丸ごと特定の分野・地域に投資できる投資商品

の事を言います。

 

つまり、日本株のETFであれば日本の株式市場(例えば東証株価)への投資が行われる事になるので日本の株式市場全体が値上がりすれば利益が出ますし値下がりすれば損失が出る、、といった具合です。

 

ETFでは

日本の株式・日本の債券(国債や社債など)・アメリカの株式・アメリカの債券・ヨーロッパの株式・アフリカ地域の債券・新興国の株式…

などとにかく多くの分野や地域に投資する事が可能なのです。

 

また、業種で分かれている事もあります。

日本の建築分野の株式・アメリカのIT分野の株式…

などもあるのです。

 

もっと言えば商品で分かれている事もあります。

金・不動産(日本の不動産・アメリカの不動産)・穀物・原油…

などです。

 

このようなETFが40種類もTHEOでは投資先に設定されている、という事です。

 

多くのETFに投資することで、世界中の株式や債券、不動産や金などへの分散投資を実現しています。

 

この世界全体への分散投資は、

「世界全体で長期的に見ると経済は成長している(成長しているのでおそらく今後もしていくだろうと考える)。

だから、幅広く投資する事でその成長にあやかる形で資産も成長させていこう」

というTHEOの考え方があるのです。

 

3つのポートフォリオ

 

THEO(テオ)は、上述したETFを3つの運用目的に分けた

「機能別ポートフォリオ」

というものが組まれています。

「機能別ポートフォリオ」とは言わば投資方針のようなものです。

 

ここではひとまず

「投資先である40種類のETFが3つの方針の配分によって振り分けられている」

と認識しておけばOKです。

 

方針は以下の3つに分かれています

 

名称 投資先 目的
グロース 株式中心 長期的に資産を形成したい
インカム 債券中心 低いリスクでインカム収入を得たい
インフレヘッジ 実物資産中心 保有資産の実質的価値の目減りを避けたい

 

これら3つの投資方針を適切な割合で組み合わせることで、各ユーザーごとに最適なポートフォリオ(資産配分)を自動で作成してくれます。

 

つまり

「あなたはグロースは20%、インカムは30%、インフレヘッジは50%で資産運用するといいでしょう。」

とTHEOがあなたの年収や質問診断から導き出し、その戦略の元40種類のETFが振り分けられる、という事です。

 

▼導き出されたポートフォリオの例

(出典:https://theo.blue/)

 

その為私たちがまず知るべきはこの3つの方針であり、それさえ知っておけば自分の資産がどのような投資先へ投じられているのかが分かる、と言えるのです!

 

以下ではその3つ(グロース・インカム・インフレヘッジ)について分かりやすく解説をしていきます。

 

1 グロース(株式中心)

 

グロースは株式が中心

「長期的に資産を形成したい」

というニーズに対応しています。

 

対象として想定されるユーザーは

・定期的な収入があり、

・資産を形成する段階にいる

層です。

 

つまり

  • 若者~退職前
  • 会社員
  • 子供がまだいない
  • 大きなお金がこれから必要(住宅購入etc.)

などの方が主な対象になると考えられます。

 

「今すぐにお金が欲しい」というよりは将来の住宅購入や老後の資金を作りたいという目的に合ったポートフォリオです。

 

グロースの構成

 

グロースの構成は、株式ETFが中心に選定されています。

2017年9月時点でポートフォリオに組入れられているETFは以下の通りです。

おそらく投資初心者の方ではなんのこっちゃ分からないと思いますので国を眺めてみてください

 

【新興国株】

  • i シェアーズ MSCI 韓国 キャップト上場投資信託 / EWY
  • i シェアーズ MSCI ブラジル・キャップト上場投資信託 / EWZ
  • i シェアーズ 中国⼤型株上場投資信託 / FXI
  • バンガード FTSE エマージング・マーケッツ上場投資信託 / VWO

 

【先進国株】

  • i シェアーズ MSCI パシフィック(除⽇本) / EPP
  • i シェアーズ MSCI ドイツ上場投資信託 / EWG
  • i シェアーズ MSCI ジャパン上場投資信託 / EWJ
  • i シェアーズ MSCI 台湾上場投資信託 / EWT
  • パワーシェアーズ QQQ トラスト・シリーズ 1 上場投資信託 / QQQ
  • バンガード・⽶国スモールキャップ・グロース上場投資信託 / VBK
  • Vanguard Small-Cap Value / VBR
  • バンガード FTSE ヨーロッパ / VGK
  • Vanguard Mid-Cap Value / VOE
  • VANGUARD MID-CAP GROWTH ETF / VOT
  • バンガード・FTSE・パシフィック上場投資信託 / VPL
  • バンガード・バリュー上場投資信託 / VTV

 

これらは新興国や先進国の株式ETFの中でも

【成長株】・・・今後成長しそうな株式

【割安株】・・・業績や期待値の割に安い株式

【十分な流動性】・・・多く売買されていて売りたい時に売りやすい株式(買いたい時に買いやすい)

などの基準で選ばれたETFが組み入れられています。

 

なお、3つの機能別ポートフォリオ(グロース・インカム・インフレヘッジ)においては、定期的に最適化が行われ、構成するETF銘柄とその比率が見直されています。

一度構成して終わりではなく、頻繁なメンテナンスが実行されているのです。

グロースについては3ヶ月ごとに最適化がなされています。

 

グロースの特徴

 

グロースのポートフォリオが目指すのは

「長期的に、世界の株式市場の成長と同程度の高いリターンを得る」

ことです。

 

つまり長期的な資産形成を目指す「働く世代」にぴったりの投資先が選定されいるのです。

世界の株式市場への長期・分散的な投資は、世界の株式市場の成長とともに資産を形成していくため、投資期間は長い方が恩恵を受けやすく、リスクも抑えることができるとされています。

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つまり、働く世代の方にとってはグロース中心のポートフォリオが良いと言えるでしょう。

 

 

2 インカム(債券中心)

 

インカムは債券中心で

「リスクは低く、インカム収入を得たい」

というニーズに対応しています。

 

対象として想定されるユーザーは

・給与等の定期的な収入がなく、

・貯金や年金での生活を送る

層です。

 

つまり

  • 退職後
  • 収入が安定していない(フリーランスの方etc.)
  • 貯金で生活している

などの方が主な対象になると考えられます。

 

上記のような方は、資産運用においては元本を維持しつつも日々の生活のためにインカム収入を得ることが重要です。

また、退職をしてしまっている方の場合は年金以外の収入はほとんどないことが多いため、資産運用にあてている資金を減らすようなリスクは取れません。

 

このようなスタイルの資産運用の実現を目指すのが、「インカム」という機能的ポートフォリオなのです。

 

インカムの構成

 

インカムを構成する投資先は、債券ETFが中心に選定されています。

2017年9月時点でポートフォリオに組入れられているETFは以下の通りです。

各ETFを見ても初心者の方にとっては何のことだかさっぱりだと思いますのでここでは債券の種類(ハイイールド債など)の特徴を眺めてみてください。

 

【ハイイールド債券】・・・高利回りの債券

  • i シェアーズ iBoxx ⽶ドル建 ハイイールド社債上場投資信託 / HYG
  • マーケット ベクトル 国際ハイイールド債上場投資信託 / IHY
  • SPDR BLACKSTONE/GSO SEN LOAN / SRLN

 

【先進国国債】・・・先進国の国債

  • i シェアーズ ⽶国国債 7-10 年上場投資信託 / IEF
  • i シェアーズ ⽶国国債 20 年超上場投資信託 / TLT

 

投資適格債券】・・・信用が高い債券

  • i シェアーズ iBoxx ⽶ドル建 投資適格社債上場投資信託 / LQD
  • i シェアーズ ⽶国 MBS 上場投資信託 / MBB
  • Vanguard Mortgage-Backed Securities / VMBS

 

これらは債券ETFの中でも

【十分な流動性】・・・多く売買されていて売りたい時に売りやすい株式(買いたい時に買いやすい)

という基準で選ばれたETFが組み入れられています。

 

なお、各機能ポートフォリオ(グロース・インカム・インフレヘッジ)においては、より良いポートフォリオを構成するために、定期的に最適化が行われています。

一度ポートフォリオを構成したら振り返ることなく使い続けるのではなく、データに基づいて頻繁なメンテナンスが実行されているのです。

インカムについては1ヶ月ごとに構成するETF銘柄とその比率が見直されています。

 

インカムの特徴

 

インカムが目指すのは

「定期的に、多くの安定したインカムを得る。 ポートフォリオの価格変動幅を下げ、安定性を高める」

ことです。

 

「リスクを抑えて安定したインカムを得る」という目的のために先述した債券ETFへの投資を行います。

そのため、国債など、利息が得られつつも価値が安定している債券に加え、「ハイイールド債」と呼ばれる高利回りの債券もポートフォリオに組み入れているのです。

 

THEOの機能別ポートフォリオ(投資方針)の1つである「インカム」は、

リスクを抑えつつも資産運用から生活のための収入を得たいと考える方

にぴったりの投資先です。

 

つまり退職後の方や安定した収入があまり入ってこない方は「インカム」中心のポートフォリオが良いと言えるでしょう!

 

 

3 インフレヘッジ

 

インフレヘッジのポートフォリオは

「保有資産の実質的価値の目減りを避けたい」

というニーズに対応しています。

 

対象として想定されるユーザーは

  • 富裕層

です。

 

このような保有資産の心配は、基本的にはある程度の資産を有する富裕層に特有の心配でしょう。

 

もちろん富裕層とは言っても、先進国である日本で生活をするのに困っておらず、さらに一定の資産がある方も当てはまります。

 

生活のための資金には困っていないが、自身が持つ資産がインフレによって実質的価値を目減りさせてしまうのは避けたいという考えに合致するのが「インフレヘッジ」という機能的ポートフォリオ(投資方針)なのです。

 

インフレヘッジの構成

 

インフレヘッジを構成する投資先は、コモディティETF(金・小麦・原油などの商品のETF)や不動産ETFを中心に、株式や債券まで幅広く選定されています。

2017年9月時点でポートフォリオに組入れられているETFは以下の通りです。

初心者の方は銘柄を見ても何のこっちゃよくわからないと思いますのでどのような分野か【 】の中を眺めてみてください。

 

【コモディティ】

  • パワーシェアーズ DB アグリカルチャー上場投資信託 / DBA
  • パワーシェアーズ DB コモディティ インデックス / DBC
  • i シェアーズ ゴールド トラスト / IAU
  • i シェアーズ シルバー トラスト / SLV

 

【リート・不動産】

  • i シェアーズ ⽶国不動産上場投資信託 / IYR
  • SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステート上場投資信託 / RWX

 

【先進国株】

  • ISHARES GLOBAL INFRASTRUCTUR / IGF
  • ISHARES GLOBAL TIMBER & FORE / WOOD

 

【先進国国債】

  • i シェアーズ ⽶国物価連動国債上場投資信託 / TIP

 

石油・ガス、工業用金属、貴金属、農業、木材などといった【コモディティETF】、【不動産ETF】、短期国債・物価連動債といった【債券ETF】、【株式ETF】、

といったETFの中でも

【十分な流動性】・・・多く売買されていて売りたい時に売りやすい株式(買いたい時に買いやすい)

という基準で選ばれたETFが組み入れられています。

 

なお、より良いポートフォリオを構成するために、それぞれの機能ポートフォリオ(グロース・インカム・インフレヘッジ)では構成するETF銘柄とその比率が定期的に見直されています。

より良い成果を生むために、データに基づいて頻繁にメンテナンスされているのです。

インフレヘッジについては1ヶ月ごとにポートフォリオの最適化が行われています。

 

インフレヘッジの特徴

 

インフレヘッジのポートフォリオが目指すのは

「資産の実質的価値を保全する」

ことです。

 

そのため、インフレに強いとされている

コモディティETF、不動産ETF、株式ETFなど

がポートフォリオに組み入れています。

加えて、債券ETFや通貨ETFも選ばれており、分散投資の考え方も適用されています。

 

THEOの機能別ポートフォリオの1つである「インフレヘッジ」は、

「インフレによる資産価値の目減りを抑えたい」という、資産があるからこその悩みを抱える「富裕層」

にぴったりの投資先です。

 

つまり一定以上の資産があり、収入も安定して困っていない方で資産価値を減らしたくないという方はインフレヘッジ中心のポートフォリオが向いていると言えるでしょう!

 

 

まとめ

 

以上、THEOの投資先解説でした!

何となくでもお分かりいただけましたでしょうか?

 

THEOは40種類のETFが投資先に設定してあり、その投資先へ3つの「グロース」「インカム」「インフレヘッジ」という投資方針によって私たちの資産は振り分けられるのです。

 

これが分かっていれば自分の資産がどれくらいどこの地域・どの分野にあるのか分かるので、もしTHEO以外で自分でも投資を行おうと思った場合に「THEOで投資していない地域・分野に投資しよう」などの戦略を立てる事ができます。

 

ほったらかしで資産運用できるTHEOだからこそ、投資先を知っておく事で他の投資や行動に時間を割く事ができます。

ロボットアドバイザーを有効利用するためにも積極的にロボットアドバイザーについて学んでいきましょう!

 

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