THEOのリバランスの仕組み<ロボアドのメリット>

 

ロボアドバイザー投資の特徴の1つが、自動で「リバランス」を行ってくれることです。

しかし、リバランスとはどのようなものかが分かっていないとリバランスを自動で行ってくれるありがたさも実感しにくいですよね。

そこで本記事では、リバランスとは何なのか、なぜ行う必要があるのか、そしてTHEOはどのようにリバランスを行うのかについて解説します。

 

 

THEOのリバランス

 

THEOでは資産運用を始める前に、各ユーザーに最適な「機能別ポートフォリオ」の組み合わせを診断します。

機能別ポートフォリオとはユーザーのニーズを満たすために機能に着目した投資方針のことで、以下の3つに分かれています。

 

名称 投資先 目的
グロース 株式中心 長期的に資産を形成したい
インカム 債券中心 低いリスクでインカム収入を得たい
インフレヘッジ 実物資産中心 保有資産の実質的価値の目減りを避けたい

 

そして、一人ひとりの診断結果によって導き出された機能別ポートフォリオ比率(例えばグロース20%・インカム30%・インフレヘッジ50%など)になるようにETFを購入し、資産運用を行っていきます。

 

つまりこの診断結果である最初の機能別ポートフォリオ比率はそのユーザーの投資方針にピッタリの資産配分になっているという事です。

 

ですが、せっかくユーザーに合った比率でETFを購入しても、それぞれのETFの価格は日々変動します。

そのため、機能別ポートフォリオの比率が当初の最適なポートフォリオ通りではなくなってしまうことがあるのです。

 

▼イメージ

 

比率が崩れてしまった場合、ポートフォリオを構成するETFの売買を行うことで機能別ポートフォリオ比率を元に戻します。

これがリバランスです。

「運用している資産のメンテナンス」といったところですね。

 

さらに分かりやすくなるように具体例を挙げます。

最初に行うTHEOのポートフォリオ診断では

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  • グロース:70%
  • インカム:20%
  • インフレヘッジ:10%

という結果になったとします。

 

この割合で買い付けが行われた後、グロースを構成する銘柄が値上がりし、

  • グロース:85%
  • インカム:10%
  • インフレヘッジ:5%

という割合になった場合、

「グロースを構成するETFの一部を売却」したり、

「インカムやインフレヘッジを構成するETFを買い増したりする」

ことで割合を当初の比率に戻します。

繰り返しますがこれが『リバランス』なのです。

 

リバランスはなぜ必要か

 

リバランスには主にリスク調整パフォーマンス向上効果があります。

 

当初設定した最適なポートフォリオは、ユーザーが許容できるリスク等を年収や質問に対する答えなどで導き出している為、根拠を持って設定されています。

 

そのため、先ほどの例のように「グロース」というリスクを積極的に取る資産の比率が上がりすぎると当初の予定よりもリスクの大きいポートフォリオとなってしまいます

 

この状態を解消し、当初の「自身にとって最適な状態」に戻すリスク調整のためにリバランスは必要なのです。

 

また、当初よりも価格が上がった、つまり利益が出つつも割高な状態の銘柄を売却し、価格が下がって割安になった銘柄を購入することで資産運用のパフォーマンスを向上させることができます。

 

一方でリバランスは、価格が上昇している銘柄を売却するので、さらなる利益獲得の機会を逃したり、価格が下落している銘柄を購入することで損失が余計に増えたりする可能性もあります。

投資の世界ではリバランスのタイミングを見極めるのはとても難しいため、頻度を決めたり「○%ずれたら行う」と乖離の大きさを決めたりして行われます。

 

つまりこの難しいリバランスも自動で行えるという事がロボットアドバイザーTHEOが支持される一因となっているのです。

 

THEOでは1か月に1度

 

私たちが個人で資産運用をする場合、リバランスは少し面倒な作業ですし、ETFでは売買する度に手数料も発生します。

一方、THEOではリバランスが自動で行われ、売買手数料も支払う必要がありません。

便利ですね。

 

THEOのリバランスの頻度は1ヶ月に1度程度です。

頻繁にポートフォリオのメンテナンスが行われています。

 

まとめ

 

THEOのリバランスとはどのようなものか、リバランスはなぜ必要なのかについて解説しました。

リバランスを自分で行おうとすると、頻繁にポートフォリオを確認し、当初の割合になるように計算してETFの売買を行う必要があります。

手間も手数料もかかる大変な作業です。

面倒なリバランスもお任せできるTHEOは忙しい方や投資に不慣れな方の強い味方になるでしょう。

参考:おまかせ運用 | ロボアドバイザーで、おまかせ資産運用

 

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この記事の著者

名前:湖島ヒロ

大学院で発達心理学を専攻し、博士課程まで進むも中退。その後、公務員になるも退職し、今はフリーランス(Webライター)として活動しています。株式やFX、仮想通貨など様々な投資に興味があり、実践と勉強の日々です。