自分の余裕資金を知る方法 <ソーシャルレンディング初心者向け>

 

 

ソーシャルレンディングサービスのHPで投資家登録するとき、登録フォームで「どんな資金を投資しますか?」と聞かれることがあります。

そこには、余裕資金や生活資金などの項目がありますよね。

ソーシャルレンディングでは、投資したお金が戻ってくるという保証がありませんので、余裕資金で投資することが推奨されています。

 

しかし、余裕資金とはいっても、自分の資産のうちどれくらいが余裕資金にあたるのか分からないという方も多いでしょう。

余裕資金がどれくらいか分かっていないと、生活などに必要な資金を投資して困窮してしまうだけではなく、車や住宅など、以前から欲しかったものが計画通りに購入できなくなってしまうおそれもあります。

「細かいことを考えなくても、普段使っていないお金は全部余裕資金でいいでしょ!」

と思わずに、ご自分の余裕資金がどれくらいなのか、この機会に計算してみてください。

 



 

余裕資金とは

 

 

特に法律などで定義されているわけではありませんが、余裕資金は、一般的に

当面の生活や今後のイベントに使う予定がない資金

のことだと認識されています。

 

今後のイベントとは、

  • 結婚
  • 転居
  • 子供の入学
  • 住宅の購入

など、人生に大きく関わるイベントのことです。

 

余裕資金の解釈は人によってさまざまかもしれませんが、ソーシャルレンディングや投資においては、毎月の生活費だけではなく、今後のイベントで使う予定のお金は安易に余裕資金とみなさないほうがよいでしょう。

そのため、余裕資金を計算するためには、まず自分のライフプランについて考える必要があります。

 

投資に使える余裕資金の計算方法

 

 

では、具体的な余裕資金の計算方法について解説していきます。

誰でもできる5つの簡単な方法で余裕資金は計算できます。

 

1.自分のライフプランを考える

 

まず、将来どんなイベントにお金を使うか決めるために、ライフプランを考えます。

 

ここで考える「ライフプラン」とは、あくまで自分が「こうしたい」と思う理想のライフプランでかまいません。(ぼんやりとでOKです)

 

「将来のことはよく分からない」

「将来のことが不安すぎてどうしてよいか分からない」

という方でも、自分が思い描く理想のライフプランなら考えつくのではないかと思います。

 

ざっくりとしたものでかまいませんので、自分の人生で起こりうるイベントを書き出してみましょう。

 

2.生活資金を計算する

 

ライフプランが決まったら、次に毎月の生活に必要な資金を計算します。

 

これは、普段支払っている生活費を合計すればよいだけなので、ご自分で家計を管理している方なら問題ないかと思います。

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ご自身で家計の管理をしていないという方は、管理者(奥様か旦那様など)に聞いて金額を把握しておいてください。

 

1人暮らしの方は是非今から1か月だけでも家計簿を付けてみてください。家計簿を付けて余裕資金を割り出す事も立派な資産運用の一つです。

 

毎月の収入と生活費の差額を貯めることで、徐々に余裕資金が積み立てられていきます。

 

3.イベント用資金を計算する

 

生活資金を把握したら、次は将来使用する資金を計算します。

これもおおまかな計算だけでかまいません。

 

あまり詳細にこだわって計算し、面倒になってソーシャルレンディングへの投資をやめてしまうのでは本末転倒です。

イベント用資金に関しては、毎月の収入と生活費の差額を貯めたお金から捻出されることが多いかと思います。

 

4.イベント用資金を2種類に分類する

 

だいたいのイベント用資金を計算したら、そのイベント用資金を以下の2種類に分けます。

  • すぐ使う資金
  • 2年後以降まで使わない資金

 

なぜ2年後なのかというと、ソーシャルレンディングの投資案件では、たいてい2年以内で貸付が終わる案件が多いからです。

 

例えば、1年後に使う資金を運用期間が2年の案件に投資してしまうと、そのあいだは投資金が拘束されてしまうので、1年後に予定していたイベントにお金を回すことができません。

もし2年後以降に使うお金であれば、使う前に短期間の案件に投資して資産を増やす事ができるので効率的な資産運用が可能になります。

 

5.余裕資金を算出する

 

先ほど割り出した

「生活資金」

「2年以内に使うイベント用資金」の2つを差し引いたら、そこからさらに

「万が一の事故や病気などに使うための資金」

を差し引きます。

 

その結果残った資産は、余裕資金とみなしてもよいでしょう。

 

どうして余裕資金で投資しなければならないのか

 

 

いろいろなソーシャルレンディングサービスのHPを見ていると、現状ではほとんど貸し倒れが起きていないということに気がつくでしょう。

 

「ほとんど貸し倒れが起きないほど安全なのであれば、思い切って生活資金を投資してもリスクは少ないよね」

と考えてしまう方もいるかもしれませんが、それはとても危険です。

 

まず、ソーシャルレンディングというサービスはまだ開始して日の浅いビジネス(日本最古で2008年のmaneo)であるため、たまたま現状では貸し倒れが起きていないのであって、今後貸し倒れが起きないという保証は一切ありません。

 

そして、ソーシャルレンディングで投資したお金は、基本的に投資期間中は払い戻すことができないというデメリットを抱えています。

 

例えば、運用期間が24か月の案件であれば、その案件で貸したお金は、2年間どう頑張っても払い戻すことができません。

 

ソーシャルレンディングでの投資は、以上のように

  • 貸し倒れが発生する可能性はある
  • 貸付中は投資金が拘束されてしまう

という形式なので、くれぐれも今後使う予定があるお金を投資するのはやめましょう。

 

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