利上げと利下げの効用 <初心者にもわかりやすく解説>

利上げと利下げとは

まず、一般的な事を理解しましょう。一般的に「利下げ」や「利上げ」という言葉がニュースで出てきた場合には政策金利の金利を「利下げ」「利上げ」する事を言います。

政策金利とは政府が設定したい金利の事です。「設定したい」というのは市場の金利が自由に設定できるよう現代では定められているのであくまで「設定したい」金利となるからです。(市場の金利を国が決める時代もありました)

政策金利には長期金利や短期金利があります。こちらでそれらの用語解説しておりますのでご参考にしていただければと思います。

利下げ、利上げで起きる事

続いて一般的に利下げ・利上げで起きる事を説明します。

利上げ・・・景気冷え込み

利下げ・・・景気活発化

このように景気に作用します。

これを理解する為に、あなたがお金を借りて何か事業を始めるとしましょう。

もし金利が高ければお金を借りても返す額が多いので借りる気持ちが薄れます。その結果多くの人がこのように考えた場合事業スタートが少なくなり、その分お金の循環が増えず景気が冷え込みます。

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逆に金利が安ければお金を借りても返す額が少ないのでお金を借りて事業を始めようという動機が高まります。この結果事業をスタートする人が増え、その借りたお金で仕入れなどを行い、お金の循環が発生します。このようにして景気が活発化するのです。

このようにして一般的には

利上げ・・・景気冷え込み

利下げ・・・景気活発化

と考える事ができます。

一般的とは

今まで述べてきた「一般的」の正体をここで明かします。

なぜ「一般的」と述べてきたかと言えばそれが必ずしも実現しない複雑な要素が絡んでいるからです。

現在、日本では金利がほとんどない「ゼロ金利」政策が取られています。これはデフレ経済で悪くなった景気を回復する為などに導入されましたが実際「景気が良い」という話はあまり出てきません。

もちろん景気が良い・悪いは様々な観点があり意見の分かれるところですのでそこについては置いていて、このようになるのは景気が「金利の影響」のみで左右されるものではないからです。つまり利下げ・利上げの効用は「一般的に」景気に左右されると考えられますが複雑な経済の中ではあくまで「一般的に」と言う他ありません。

しかし、今後の経済の動向やどのような経済政策を打っていくのが良いのかを考える上ではまず「一般的」な概念を知っておくことが重要だと考えます。

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