ロボットアドバイザーとファンドラップの違い

 

自動で資産運用をしてくれるサービスには「ロボットアドバイザー」や「ファンドラップ」があります。

どちらも似たようなサービスに感じますが、いったい何が違うのでしょうか。

本記事では、ロボットアドバイザーとファンドラップの違いについて解説し、それぞれどのような人が向いているのかを紹介します。

※双方のサービスをしっかりと比較するため、ロボアドバイザーについては「投資一任型ロボットアドバイザー」と呼ばれるサービスについて考えていきます。

 

ロボットアドバイザーとファンドラップの違い

 

ロボットアドバイザーもファンドラップも、投資一任契約を結び、

・投資対象銘柄・投資比率の判断

・銘柄の購入・運用・管理

をお任せできる点は同じです。

 

では、いったいどのような点が異なるのでしょうか。

ロボットアドバイザーとファンドラップの大きな違いは以下の3点です。

 

違い1 ネットか窓口か

 

ロボアドバイザーはネット上でポートフォリオの診断や手続きができます

一方、ファンドラップでは基本的に銀行や証券会社の窓口に出向いて担当者と直接やり取りを行います(電話で相談できる場合もあります)。

 

違い2 最低投資額

 

ロボットアドバイザーの方が少額からの運用に向いています。

ロボットアドバイザーでは、「いくらあれば運用を始められるのか」を示す最低投資額が1万円~数十万円と少額に設定されがちです。

例えば以下のとおりです。

THEOだと1万円から

WealthNavi楽ラップでは10万円から

一方、ファンドラップだと最低投資額として数百万円からということも珍しくありません。

例えば以下のとおりです。

野村ファンドラップだと500万円から

SMBCファンドラップだと300万円から

りそなファンドラップだと300万円から(ただし30万円からお試しも可能)

比べてみるとロボットアドバイザーの方が資産運用を始めるハードルが低いですね。

 

違い3 手数料

 

ロボットアドバイザーはできるだけ人の関与を減らしているため、人件費の削減などによりファンドラップよりも手数料が低めに設定されがちです。

ロボアドバイザーでは大体年率1%程度、ファンドラップでは年率2%前後かかる場合が多いです。

 

こんな人にはロボットアドバイザーが向いている

 

ロボットアドバイザーとファンドラップの違いは分かりました。

では、どちらを選ぶべきなのでしょうか。

その答えは「人それぞれ」です。しかし、そんなことを知っただけでは全く役に立ちません。

そこで以下ではより具体的に「こんな人はロボットアドバイザー/ファンドラップに向いている」という特徴を紹介します。

まずはロボットアドバイザーに向いている人についてです。3つの特徴を挙げています。

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ロボアド向き1 日々忙しくて時間がない人

 

ロボットアドバイザーではWebサイト上で簡単なアンケートに回答することで運用方針が決定されます。窓口に出向くなどの時間をかけることなく手軽に第一歩を踏み出せる点が魅力です。

また、人とのやり取りも発生しないため、気軽でスピーディーです。

 

ロボアド向き2 資産運用はお任せしたいけど、手数料はできるだけ抑えたい人

 

「資産運用はお任せしたいものの、手数料はできるだけ抑えたい」人はファンドラップではなくロボットアドバイザーが向いています。

ロボットアドバイザーでは運用資産の年率1%、ファンドラップでは運用資産の年率2%と手数料に2倍もの差が出ることもあります。

投資を行う際には、利益を生む元になる資産を目減りさせてはいけません。コストはできるだけ削減したいもの。

手数料のことを考えるなら、ロボットアドバイザーが良いでしょう。

 

ロボアド向き3 少額から運用を始めたい人

 

ロボットアドバイザーが1万円や10万円から資産運用を始められる一方、ファンドラップでは数百万円必要な場合が多いです。

これでは、少額から運用を始めたい人はそもそもファンドラップを選択できません。ロボットアドバイザーにお任せしましょう。

 

こんな人にはファンドラップが向いている

 

次に、ファンドラップに向いている人についてです。2つの特徴を挙げています。

 

ファンドラップ向き1 専門家と相談しながら投資スタイルを決めたい人

 

ファンドラップでは主に窓口でヒアリングが行われるため、担当者と相談しながら運用方針を決められます。

ネットでのやり取りは不安だから人と相談しながら資産運用を始めたい」という人にぴったりです。

 

ファンドラップ向き2 ロボに運用をお任せするのが心配な人

 

・「ネットでの簡単なアンケートから自分の資産運用方針が分かるなんてなんだか不安。」ということできちんと人に見てほしい

・「人に運用をお願いしている」という点に安心感を覚える

という人は、ロボットアドバイザーでは不安を抱いたまま資産運用を始めることになってしまいかねません。

ファンドラップなら「人」の存在を感じられるため安心感があるでしょう。

 

まとめ

 

ロボットアドバイザーとファンドラップの違いについて解説しました。

あなたはどちらのサービスが向いていたでしょうか。

両方のサービスに一長一短があります。また、各社のサービスにも特徴や違いがあります。

「どちらが向いているのか」についてはあくまでも第一歩として考え、資産運用を行う前には各サービスの詳細について学んでおきましょう。

 

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この記事の著者

名前:湖島ヒロ

大学院で発達心理学を専攻し、博士課程まで進むも中退。その後、公務員になるも退職し、今はフリーランス(Webライター)として活動しています。株式やFX、仮想通貨など様々な投資に興味があり、実践と勉強の日々です。