ソーシャルレンディングに複利効果は期待できるのか?

 

利益が利益を呼ぶ、お得な「複利効果」。

少しいかつい言葉で戸惑ってしまうかもしれませんが、それほど難しい意味を持つ言葉ではありません。

ソーシャルレンディングにおいて複利効果のことを知っているといないでは、受け取ることができる利益に大きな差がつきます。

ソーシャルレンディングを始めたばかりの初心者でも、この複利効果について早めにしっておくと、資産を2倍、3倍に増やしていくスピードが格段に早くなります。

今回は、「複利効果」という言葉とソーシャルレンディングの関係についてご説明します。

 

 

 

複利効果とは

冒頭で「利益が利益を呼ぶ」と書きましたが、複利効果とはまさに

「投資で得られた利息を再投資することで、利益がどんどん膨れ上がっていく効果」

のことです。

 

例えば、10万円を投資して1万円の利益があったら、次は元手の10万円だけではなく、利益1万円も投資します。

ずっと10万円だけを投資し続けるよりも利益が増えることは容易に予測できますよね。これが複利効果です。

このように複利効果を積み重ねるだけで、長期的な目で見れば、資産は加速度的に増えていきます。

 

複利効果がどれくらい出るのか分かる「72の法則」

では、実際のところ、複利効果はどれくらい出るものなのでしょうか。

複利の効果を知るのに便利な「72の法則」というものがあります。72の法則とは、特定の年利で資産運用したとき、複利効果で元本を2倍にするために必要な年数が分かる数式のことです。

言葉だけでは分かりにくいと思うので、実例を示します。

まず、72の法則の数式は以下の通りです。

 

72の法則の数式
「72÷年利(%)=投資が必要な年数」

 

例えば、元本100万円を年利6%で運用した場合、元本の2倍である200万円にするために必要な年数は、72の法則を用いて計算すると以下のようになります。

 

72÷年利(%)=投資が必要な年数

72÷6%=12年

 

年利6%+複利効果で元手を2倍にするためには、およそ12年かければよいということですね。

これはあくまで単純化した式で、実際の年数とは異なる可能性がありますが、それでもかなり参考になるのではないかと思います。

 

ソーシャルレンディングで複利効果は期待できるのか?

結論から言うと、ソーシャルレンディングの複利効果は大いに期待できます。

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上記の「72の法則」を見ていただければ分かるかと思いますが、資産を早く2倍にするためには、年利が高ければ高いほどよいということになりますね。

ソーシャルレンディングの平均年利は他金融商品に比べても比較的高いので、複利効果も高いと言えます。

 

銀行の定期預金だけでは現在年利が0.01%しかありませんので、72の法則に当てはめて考えると、資産を2倍にするためには72÷0.01%=7,200年もの長い年月が必要になってしまいます。

年利によって、これだけ複利効果の差が出てしまうのです。

また、再投資すればするほど複利効果は高まるので、再投資の機会が多い金融商品ほど複利効果は高くなります。

ソーシャルレンディングは投資しようと思えば、案件さえあればいつでも投資できますので、再投資の機会という点でも非常に複利効果を出すのに向いているでしょう。

 

ソーシャルレンディングで複利効果を高める方法

 

毎月分配される利益を再投資する

ほとんどのソーシャルレンディングの案件では、元本は投資期間終了時に一括返済で、利息だけを毎月分配してくれるというタイプが非常に多いです。

この毎月分配される利益をただ確認して放っておいている方も多いかもしれませんが、複利効果を最大にしたければ、毎月の分配利益もできるだけすぐ再投資に回しましょう。

毎月少しずつ投資金を増やしていけば、数年後にはまったく違う結果が見えてきます。

 

※ただし少なくともソーシャルレンディングは1万円からの投資となっているので1万円以下の分配金を再投資するのは基本的にはできません。

 

利回りの高い案件に投資する

上記の「72の法則」で述べた通り、利回りが高ければ高いほど複利効果も高くなり、資産を2倍にするまでの時間は短くて済みます。

単純に考えて、利回り8%の案件に投資すれば9年、利回り10%の案件に投資すれば7.2年で資産が2倍になります。

ただし、くれぐれも気をつけてほしいのですが、利回りが高い案件は、それ相応にリスクも高い案件であることが多いです。早く資産を増やしたいからというだけで高利回りの案件に飛びつくのは絶対にやめましょう。

 

利回りの低い案件に分散投資する

分散投資が直接的に複利効果を生み出すわけではありませんが、資産形成のために高利回りの案件に投資したければ、やはり分散投資する必要があります。分散投資することで、高利回りの案件にかかるリスクを低減することができます。

特に、利回りが低く安定した案件に分散投資しておくことをオススメします。

もちろん、低利回りの案件にもまったくリスクがないわけではありませんし、貸し倒れが起きる可能性も充分に考えられますが、それでも考えなしに高利回りの案件に投資するよりははるかにリスクを抑えることができるのは確かです。

 

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