楽ラップの投資先⑫ <ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)とは>

 

自動で資産を運用してくれるロボアドバイザーは、投資の初心者や忙しい人の強い味方です。

資産運用をお任せするとはいえ、自分の資金の投資先は気になりますよね。

特に楽天証券が提供するロボアドバイザー「楽ラップ」は幅広いファンドを投資対象としています。

 

そこで、本記事では楽ラップの投資先の1つ、「ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)」について、わかりやすくご紹介します。

 

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ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)とは

ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)は、「ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社」が提供する投資信託です。

 

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社とは

アメリカの信託銀行「ステート・ストリート・コーポレーション」の資産運用部門です。機関投資家・金融法人の運用目的達成をサポートしています。

 

投資信託とは様々な銘柄を1つのパッケージとして売っている投資商品です。

 

つまり

ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)

「アメリカの金融企業が販売する様々な銘柄をパッケージとした投資商品」

という事になります。

 

連動している値動き

ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(1-10年)インデックス(円ヘッジベース)の値動きとの連動を目指しています。

ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(1-10年)インデックス(Bloomberg Barclays US Intermediate Corporate Index)とは、米国の社債で構成される指数です。

残存期間(返済までの期間)が1年以上10年未満で投資適格社債(主要投資格付け機関によって「BBB」格相当以上の格付けを受けている社債)が対象となっています。

 

為替ヘッジとは

ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(1-10年)インデックスの「円ヘッジベース」ということで、為替ヘッジが行われ、為替の変動によって受ける影響が抑えられています。

 

 

ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)の構成銘柄は?

本ファンドの投資先の上位10銘柄は以下の通りです。

 

  • AT&T INC (利率4.100%、償還日2028/02/15)
  • ANHEUSER BUSCH INBEV FIN (利率3.650%、償還日2026/02/01)
  • GE CAPITAL INTL FUNDING (利率2.342%、償還日2020/11/15)
  • BANK OF AMERICA CORP (利率3.419%、償還日2027/12/20)
  • VERIZON COMMUNICATIONS (利率2.946%、償還日2022/03/15)
  • GENERAL ELECTRIC CO (利率2.700%、償還日2022/10/09)
  • ANHEUSER BUSCH INBEV FIN (利率2.650%、償還日2021/02/01)
  • BANK OF AMERICA CORP (利率3.004%、償還日2022/12/20)
  • MORGAN STANLEY (利率2.650%、償還日2020/01/27)
  • RABOBANK NEDERLAND (利率3.875%、償還日2022/02/08)

 

1位のAT&T INC (利率4.100%、償還日2028/02/15)が0.40%、

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2位のANHEUSER BUSCH INBEV FIN (利率3.650%、償還日2026/02/01)が0.30%、

3位のGE CAPITAL INTL FUNDING (利率2.342%、償還日2020/11/15)が0.25%

を占めています。

これは同じ楽ラップの投資先である「ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン」と同じ構成銘柄です。

 

AT&TやVERIZONといった電話・通信系の大手企業、

BANK OF AMERICAやMORGAN STANLEY、RABOBANK NEDERLANDといった金融系の大手企業

が名を連ねています。

たしかに、電話・通信や金融といった分野は安定・信頼のイメージがありますよね。

 

また、本ファンドにおけるセクター別の構成比は以下の通りです。

 

  • 公益:4.53%
  • 金融:38.47%
  • 産業:55.73%

 

セクター別に見ても金融系が約4割を占めています。※以上、2018年1月31日時点

これも先ほど述べた楽ラップの投資先である「ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン」と同じです。つまり為替ヘッジがあるかないかの違いですね。

 

ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)の特徴は?

本ファンドの連動対象、ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(1-10年)インデックスは、格付けが「BBB」格相当以上の社債から構成されています。

そのため、経営状態が良好な企業の社債が投資対象です。

安全性を保ちつつ、国債よりは高リターンになりやすい投資先といえます。

 

また、本ファンドでは為替ヘッジが行われています。

そのため、為替の変動による影響を受けにくいのが特徴です。

一方で、為替ヘッジにはコストが発生して収益が抑えられてしまうリスクもあります。

 

なお、信託報酬は年率0.3132%(税込)に設定されています。

 

同じ内容で為替ヘッジなしの「ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン」よりも高めです。(同ファンドは年率0.2916%税込み)

 

まとめ

楽ラップの投資先の一つ、ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)。

為替変動の影響を緩和した上で、一定基準を超える米国社債の値動きを反映する投資信託であることが分かりました。

「社債の格付け」に「為替」。

慣れないものが出てきて難しく感じるかもしれませんが、これを機に投資や経済に対してアンテナを張った生活を送ってみましょう。

参考:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/operation/fund/pdf/04_b_02.pdf(2018年4月11日の投資信託説明書)

 

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この記事の著者

名前:湖島ヒロ

大学院で発達心理学を専攻し、博士課程まで進むも中退。その後、公務員になるも退職し、今はフリーランス(Webライター)として活動しています。株式やFX、仮想通貨など様々な投資に興味があり、実践と勉強の日々です。