アクティブ運用とは <投資初心者にも分かりやすく解説!>

 

運用方法に「アクティブ運用」という方法があります。投資の基礎となる用語ですので初心者の方もここでしっかりと学んでおきましょう!

 

アクティブ運用とは

アクティブ運用とは投資信託などで、ベンチマーク(目標とする価格)や市場平均を上回る収益を目指す運用方法のことです。

アクティブ運用とは対照的にベンチマークと連動する運用成績を目指す運用方法のことをパッシブ運用と言います。

 

アクティブ運用の目標価格であるベンチマークは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)、そしてJPX日経インデックス400といった特定の市場平均が用いられています。

 

アクティブ運用では、ファンドマネージャーと呼ばれる資産運用責任者が経済環境や金利などのマクロ面を考慮し、投資対象の調査や分析を行い、株式や債券などの組み入れ比率や投資銘柄を選択します。

パッシブ運用のように市場平均を目指すものではないので機械的な運用は行いません。そのためアクティブ運用における運用成果は、ファンドマネージャーの知識や経験、ノウハウなどの手腕に影響されます。このようにアクティブ運用は手間や人件費がかかるため、販売手数料や信託報酬などの運用コストがパッシブ運用と比較して高いという傾向があります。

 

アクティブ運用の運用方法

アクティブ運用には主に2つのアプローチと2つの投資手法があります。

 

アプローチ

・トップダウンアプローチ

経済や金利、為替などマクロな経済動向から判断して、資産配分や業種別の配分を決定し、個別の銘柄を選択していく方法です。

スポンサー

 

・ボトムアップアプローチ

個別企業の財務状況などの調査・分析を行い、企業の将来性を判断して投資判断をする方法です。

 

投資手法

・グロース投資

成長(グロース)が期待できる企業に対して投資を行う方法です。「成長株投資」とも言われます。企業の売上高や利益の成長性に注目して投資銘柄を決定します。将来、価値が上昇しそうだから今のうちに買っておこうというのがグロース投資です。

 

・バリュー投資

価値(バリュー)がある企業に投資する方法です。「割安株投資」とも言われます。割安と判断される株式に対して投資します。昔に比べて今は割安だから買っておこうというのがバリュー投資です。

 

まとめ

アクティブ運用はベンチマーク以上の運用成果を目指す運用方法ですが、その分パッシブ運用と比較してリスクも高くなります。

さらにアクティブ運用は手数料も高いという事情もあり、インデックス運用には勝てないと主張する投資家も数多く存在しています。

アクティブ運用の成果は同じ投資環境でも商品の投資方針や投資対象によって大きく異なります。そして、銀行や証券会社は手数料の高いアクティブ運用の投資信託を販売したがる傾向があります。投資信託を選ぶ際は、目論見書(投資信託説明書)や過去の運用成績などをよく確認して、自分にあった投資信託を選択することが重要です。

 

こちらもどうぞ

パッシブ運用とは <投資初心者にも分かりやすく解説!>

わかりやすい金融用語解説集 ~FinTech時代の金融用語集~

アクティブファンドとは? <投資初心者にも分かりやすく解説>