パッシブ運用とは <投資初心者にも分かりやすく解説!>

 

運用方法に「パッシブ運用」という方法があります。投資の基礎となる用語ですので初心者の方もここでしっかりと学んでおきましょう!

 

パッシブ運用とは

パッシブ運用とは投資信託などで運用をする際、市場の平均と同程度の運用成績を目指す運用スタイルの事です。アクティブコストを支払っても超過リターンを得ることはできないという考え方にもとづいています。つまりリターンを狙っても結局はコストがかさんでしまうのでコストに見合うリターンは受ける事ができないという考え方です。

 

目標とするベンチマーク(目標とする価格や市場平均価格の事。詳しくはこちら)が上がれば同じだけ上昇し、下がれば同じように下がるように運用されます。これにより市場全体の平均的な収益を上げることができます。

 

パッシブは「Passive」と綴り、「受動的」という意味です。パッシブの反対は「Active(アクティブ)」と綴り、「積極的」という意味になります。パッシブ運用の反対の運用方法はアクティブ運用と言いリスクやコストをかけて市場平均よりも高いリターンを狙っていく運用方法の事です。

 

パッシブ運用はインデックス運用とも言われます。運用目標とされるベンチマークにはTOPIX(東証株価指数)や日経平均株価、NYダウ、MSCIワールド・インデックスなどが挙げられます。

これらのベンチマークと極めて近い運用成績を目指す投資信託がパッシブ運用です。投資信託では「インデックスファンド」とついているものが該当します。

 

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パッシブ運用の特徴

パッシブ運用のメリットとして「コストが安い」「分散投資ができる」「透明性が高い」といった特徴があげられます。

 パッシブ運用とは、あくまでも市場と平均した運用成績を目指す運用方法であり、アクティブ運用のように投資戦略の立案や、投資対象の選定などを行いながら高い収益を狙う事はありません。

パッシブ運用はあくまでも機械的に運用されるため、手間がかからず販売手数料や信託報酬などの手数料は比較的安くなります。

 

そしてパッシブ運用ではポートフォリオを構成する銘柄と構成比率をもとにして分散投資する形になります。

これによって、運用中に発生するリスクも分散できます。しかし、ベンチマークである市場平均が下落中の時にも、組入銘柄を変更しないので、運用成績は市場の下落とともに落ち込みます。

また、構成される銘柄の選定方法は、明確に公開されるため高い透明性を確保することができます。

 

まとめ

20181月から「つみたてNISA」がスタートしたこともあり、安定した結果を得ることができるパッシブ運用を肯定的に考える人が増えています。

それにともなって、アクティブ運用は効率が悪いという評価も増えています。また、パッシブ運用といっても、対象となる商品はさまざまです。最近は「レバレッジ型」という日経平均株価やTOPIXの変動率の2倍の値動きになるように設計されている商品もあります。

パッシブ運用でもアクティブ運用でも絶対に儲かると言い切れる商品はありません。投資信託を選択するときにはこれまでの成績をチェックして、運用コストなども考慮しながら慎重に選択しましょう。

 

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